彼女には敢えて元旦那のブログを見つけたことは言わなかった。
元旦那は去年の5月からひっそりと書いている様子だけど、元フォロワーが数人裏側で繋がっているようだ。
子どものことが殆どだが、彼女のことも時折書いてある。電話があったことやまだ俺のことを好きなのではないか、ようやく元の生活に戻れて余裕があるようなことも書いてあるが、時折寂しくて誰かを集うような内容だ。
気になるのは、彼女に対してやれる事は全てしてあげた、後悔はないという言葉。
彼の書くブログの中に、彼女の病気を理解しているとは思えないフレーズが何箇所も出てきたことに対しては、やっぱりそういう感覚か、と思わずには居られなかった。
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